日本新薬 初戦でパナに惜敗「切り替えられるチームが強い」プロ注目152キロ右腕・遠藤が決勝被弾
2025年5月28日(水)16時31分 スポーツニッポン
◇社会人野球都市対抗野球近畿2次予選第1代表決定トーナメント1回戦 日本新薬2—4パナソニック(2025年5月28日 わかさスタジアム京都)
近畿地区の第1代表決定トーナメント1回戦が28日に行われ、日本新薬はパナソニックに2—4で敗れ、第4代表決定トーナメントに回ることが決まった。
プロ注目の最速152キロ右腕・遠藤慎也は、同点の6回に2番手として救援。先頭の6番・本間颯太朗に左越えの決勝ソロを被弾し、1回2/3を3安打1失点で終えた。
「全力で投げ込んだ結果、相手の方が上だった。状態は悪くないけど、相手から研究されている部分もあると思う。先発でも中継ぎでも投げられるところで全力で腕を振るだけです」
3大会ぶりの本戦出場を目指す今大会。鎌田将吾監督は「初戦の固さがあったと思う。バッテリー中心に普段通りやってくれれば、勝てる力があると思う。結果を受け止め、切り替えられるチームが強い。このチームは都市対抗に行ける。前を向いて勝ち上がります」と言葉に力をこめた。
◇遠藤 慎也(えんどう・しんや)2001年(平13)5月22日生まれ、愛知県小牧市出身の24歳。小3から小牧パンサーズで野球を始める。中学時代は尾張ボーイズに所属。京都翔英(京都)では1年夏から背番号10でベンチ入りし、1年秋から背番号1。亜大では2年春にリーグ戦初登板し、3年時の全日本大学野球選手権優勝に貢献。日本新薬では、入社1年目の昨年に日本選手権に登板。1メートル78、84キロ。右投げ右打ち。