玉木雄一郎氏 小泉進次郎農相との“対決”振り返り「モゴモゴ言っていて...はぐらかされてしまって」
2025年5月28日(水)21時54分 スポーツニッポン
国民民主党・玉木雄一郎代表(56)が28日、BSフジ「BSフジLIVE プライムニュース」(月〜金曜後8・00)に出演し、この日の衆院農林水産委員会で小泉進次郎農相(44)とコメ価格高騰について論戦を繰り広げたことを振り返った。
玉木氏は農林水産委でコメの適正価格について小泉氏に繰り返し質問した。その意図を聞かれると、21日の党首討論で石破茂首相が「(5キロ当たり)3000円台でなければならない」と発言したことに触れ、「小泉大臣もまったく同じように共有してやってるのかと思ったらモゴモゴ言っていて、何度も聞き返して。もし総理と違うイメージがあるなら担当大臣なりにお答えいただきたかったんですけど、はぐらかされてしまって」と説明。
玉木氏より前の自民党の鈴木貴子議員との質疑応答で「価格についてあまり政府が言わない方がいいというやり取りがあった」とし、「あまり私には答えなかったのかなという気がした」と笑った。
今回の備蓄米は2000円で放出するが、石破首相が目指すコメ全体の店頭価格3000円台について「農水大臣としてはどう考えているのか聞きたかったがなかなかお答えいただけなかった」と受け止めを語った。
この日、玉木氏は放出した備蓄米の保管量をいつ元の水準に戻すのかについても質問。小泉氏は「価格の高止まりが解消されて買い戻す環境が整った場合」に買い入れるとし「計画的に適正水準の100万トン程度まで回復していく」と述べた。