玉木雄一郎氏「江藤米は売れなくなりますよね」 随意契約の問題点「国が店頭価格を...変なプレッシャーが」
2025年5月28日(水)22時35分 スポーツニッポン
国民民主党・玉木雄一郎代表(56)が28日、BSフジ「BSフジLIVE プライムニュース」(月〜金曜後8・00)に出演。政府が備蓄米を随意契約で放出することの問題点を指摘した。
小泉進次郎農相は放出する22年産の備蓄米が5キロ当たり2000円程度の店頭価格となるとアピールしている。しかし江藤拓前農相時代の競争入札の放出分(23、24年産)を使ったブレンド米は5キロ3000円台で、同じ備蓄米でありながらその価格差が指摘されている。
玉木氏は「“江藤米”は売れなくなりますよね」と言い、「店頭価格を国が決めて売れということになると、いろんな経費・コストがかかるところに、小売りに変なプレッシャーがかかって、本当はもうちょっと合理的な価格で売りたいんだけど2000円と言われたから2000円で売るしかないとかそういう形になると厳しいことを小売りに強いることにならないのか」と指摘。
「街の米屋さんは安いお米にアクセスできてなかったとするともうちょっと高いものを売っている。そこが競争上弱くなって経営が厳しくなるとかそういうことも懸念される」と続け、「特売商品を独占的にネットワークで売れる業者はいいが、特売品を持てない米穀店や小売りは厳しいんじゃないか」と懸念を示した。