「愛国運動で画期的前進を」金正恩氏、朝鮮総連に指示

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北朝鮮の金正恩国務委員長は1日、在日本朝鮮人総連合会（朝鮮総連）の許宗萬（ホ・ジョンマン）議長に祝電を送った。朝鮮中央通信が4日付で伝えた。

金正恩氏は祝電で「昨年、総連は内外反動勢力の悪辣な弾圧と迫害の中でも、各級同胞組織と団体を組織的・思想的に強化し、権利擁護闘争をはじめ、さまざまな大衆運動を力強く繰り広げて愛国事業の全般で大きな成果を収めた」と指摘。

続けて「総連の活動家と在日同胞が金日成主席と金正日総書記と結んだ情を血筋のごとく刻み付けて祖国の統一と富強・繁栄のための聖なる愛国偉業に全てをささげていることについて高く評価する」と述べた。

また、「新年は、朝鮮労働党創立75周年と総連結成65周年にあたる意義深い年であり、白頭の革命精神、自力更生の旗印を高く掲げてチュチェの革命偉業と総聯の愛国偉業の遂行において新たな勝利の激変期を開いていくべき歴史的大進軍の年」であると強調。

総連は「祖国人民の総進軍速度に歩幅を合わせて愛国・愛族運動をより力強く展開し、在日朝鮮人運動の新しい全盛期を早めるための闘いで画期的な前進をもたらすべき」と指示した。

同通信の報道全文は次のとおり。

金正恩党委員長が総聯議長に祝電

【平壌１月４日発朝鮮中央通信】朝鮮の最高指導者である朝鮮民主主義人民共和国国務委員会の金正恩委員長が、在日本朝鮮人総聯合会（朝鮮総聯）中央常任委員会の許宗萬議長に１日、祝電を送った。

祝電は、次の通り。

私は、希望に満ちる新年２０２０年を迎えて議長同志をはじめとする全ての総聯の活動家と在日同胞に熱烈な祝賀と温かい同胞愛的なあいさつを送ります。

昨年、総聯は内外反動勢力の悪辣(あくらつ)な弾圧と迫害の中でも、各級同胞組織と団体を組織的・思想的に強化し、権利擁護闘争をはじめ、さまざまな大衆運動を力強く繰り広げて愛国事業の全般で大きな成果を収めました。

私は、総聯の活動家と在日同胞が金日成主席と金正日総書記と結んだ情を血筋のごとく刻み付けて祖国の統一と富強・繁栄のための聖なる愛国偉業に全てをささげていることについて高く評価するとともに、熱い感謝を贈ります。

新年は、朝鮮労働党創立７５周年と総聯結成６５周年にあたる意義深い年であり、白頭の革命精神、自力更生の旗印を高く掲げてチュチェの革命偉業と総聯の愛国偉業の遂行において新たな勝利の激変期を開いていくべき歴史的大進軍の年です。

新年に総聯は、各級組織内にチュチェの思想体系、指導体系を確立し、祖国人民の総進軍速度に歩幅を合わせて愛国・愛族運動をより力強く展開し、在日朝鮮人運動の新しい全盛期を早めるための闘いで画期的な前進をもたらすべきでしょう。

議長同志をはじめとする総聯の活動家と在日同胞の健康と、全ての同胞家庭に温かい情が流れ、幸福が溢れることを願います。−−−