インド・パキスタンそれぞれがドローン攻撃を受けたと主張…カシミール地方以外にも被害拡大
2025年5月9日(金)20時14分 読売新聞
【ニューデリー=浅野友美】インドとパキスタンは7日夜から8日夜にかけ、それぞれ多数の無人機(ドローン)やミサイルを使った攻撃を受けたと主張した。攻撃があったとされる地点は、印パが領有権を争うカシミール地方以外にも拡大し、緊張が続いている。
印国防省は8日、インド北部や西部など計15都市で、パキスタン側からドローンやミサイルによる多数の攻撃があり、報復措置として、印軍がパキスタン各地の防空施設などを攻撃したと発表した。8日夜には、カシミール地方の印側に位置するジャムなどの軍事施設もドローンで攻撃されたとしている。
ジャムの大学生アンクシュ・セトさん(24)は9日、「昨晩、空中で
一方、パキスタン当局は9日、7日夜以降に南部カラチ近郊など約10都市が、インドのドローンで襲撃され、計77機を撃墜したと明らかにした。襲撃で民間人3人が死亡したとしている。