米連邦地裁、トランプ政権によるハーバード大の留学生受け入れ停止措置を差し止め

2025年5月24日(土)2時18分 読売新聞

米マサチューセッツ州のハーバード大で、キャンパス内を歩く学生ら=ロイター

 【ニューヨーク=金子靖志】米連邦地裁は23日、トランプ政権によるハーバード大の留学生受け入れ停止措置について、一時差し止める決定を下した。

 AP通信によると、大学側は23日朝、政権の措置は言論の自由などを定めた憲法修正第1条に違反しているとして提訴。連邦地裁は提訴から数時間後に決定を下した。訴状では「政府がペンを一振りするだけで、ハーバード大の使命に大きく貢献している留学生を消し去ろうとした」などと批判した。

 政権は22日、同大に対し、留学生の受け入れに必要な認定を取り消すと発表。理由について「キャンパス内で反ユダヤ主義を助長したことや、中国共産党と協調した責任を問うためだ」と説明し、新たな留学生の受け入れだけでなく、在籍中の留学生も滞在資格を維持するためには他大学への転校が必要だとしていた。

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