メタバース2025 〜ブームの後に見えた本当の価値〜 第2回 ブームが生んだ「間違ったメタバース」とは?3つの誤解を解く

2025年4月10日(木)9時58分 マイナビニュース


旧フェイスブック社が「メタ」へと社名変更したことを端に発するメタバースブームは、メタバースの認知度を広めた一方で、間違った認識も広めた。
その要因は、ブームに乗っかる形で「われわれもメタバースだ」と名乗りだすプレイヤーが多かったことに尽きる。ゲーム、VR・AR、Web3、オンライン展示会、SNS……多種多様なジャンルのプロダクトが、一斉に「メタバース」を自称した。いわゆるポジショニングを目的とした動きである。
結果、「メタバース」は深刻な解釈不一致を引き起こす言葉となってしまった。そして、解釈不一致から生じる「間違ったメタバース」は、バズワード化にもつながった一時の流行が生み出したとも言えるのだ。
では、広まっていった「間違ったメタバース」には、どんなものがあるか。本稿では、よくある3つのメタバースへの誤解を挙げ、その実情を解説しつつ、誤解が生む機会損失とその回避策についてお伝えしたい。
よくあるメタバースの誤解を解く
誤解1:人がいない
まずは「人がいない」という誤解だ。これは半分正解だが、半分間違いである。なぜなら、世界中にさまざまなメタバースプラットフォームが存在するものの、まともにユーザーがいるものは『VRChat』『Roblox』『Fortnite』の3つしかないのが実情だからだ。
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