NECプラットフォームズ、AMD Embedded+採用の新マザーボード エッジAIデバイス向け
2025年4月22日(火)13時25分 ITmedia PC USER
マザーボード本体
AMD Embedded+アーキテクチャは、組み込み型のAMD RyzenプロセッサとAMD Versal AI EdgeシリーズのSoCを単一ボード上に搭載していることが特徴だ。これによってAIアクセラレーターデバイスの開発期間を短縮し、迅速な市場投入を可能にするという。
このマザーボードはWindows OSもサポートしており、内蔵GPU(AMD Radeon)も搭載していることから、省電力で高性能なエッジシステムを実現するとしている。
小型のフォームファクタかつ長期ライフサイクル性が求められる医療やモビリティ、製造業などで使われるNECプラットフォームズ製のコンパクトボックス型コントローラー(エッジコンピューティングデバイス)のラインアップに追加する。
AMDのKV タンジャーヴール・バースカル氏(シニア プロダクト マーケティング マネージャ)は、「AMD Embedded+アーキテクチャは、AI推論やセンサーフュージョンといった重要なアプリケーションに対応します。医療、モビリティ、産業分野におけるAI導入を加速する革新的なプラットフォームとして、AMD Embedded+を搭載したNECプラットフォームズとの協業を大変うれしく思います」とコメントしている。