【SVリーグ】大阪M・林の執念の左足レシーブが光る「とっさでした」初代女王に王手
2025年5月2日(金)21時2分 スポーツニッポン
◇大同生命SVリーグ チャンピオンシップファイナル第1戦 大阪M—NEC川崎(2025年5月2日 有明アリーナ)
2戦先勝方式のプレーオフ決勝第1戦が行われ、大阪Mが3—0のストレートでNEC川崎に先勝し、SVリーグ初代女王に王手をかけた。
シーズン1位の貫禄を見せつけるストレート勝ちで初戦を飾った。パリ五輪代表の林琴奈(25)は「集中力を切らさずにできたので、そこは良かった」と小さくうなずいた。
第1セット開始と同時に、いきなり8連続得点で流れをつかむ。第2セットでは23—9の場面で林が左足でレシーブする執念を見せた。相手のミスを誘って反撃の隙を与えず、「絶対に落としちゃダメだと思って。とっさでした」と振り返った。
昨季はシーズン1位で終えながらプレーオフでNEC川崎に敗れて準Vに終わった。「今季もNECさんと決勝で試合ができるっていうのは、自分たちにチャンスを与えてもらっていると思う。そこはやっぱり、自分たちの力で勝ちきらないといけない。もう1回集中しなおして、絶対に勝ちたい」と雪辱を誓った。