【SVリーグ】NEC川崎、初代女王逃し涙...驚異の粘りも及ばず2日連続ストレート負け 3連覇も夢散
2025年5月3日(土)19時55分 スポーツニッポン
2戦先勝方式のプレーオフ決勝第2戦が行われ、王手をかけていた大阪Mが3—0のストレートでNEC川崎に勝利し、昨年10月に発足したSVリーグの初代女王に輝いた。
前身のVリーグ時代からの3連覇を狙ったレギュラーシーズン2位のNEC川崎だったが、同1位の大阪Mにあと一歩及ばなかった。0—3で2日連続のストレート負けが決まると、選手はコート上で涙を流して悔しがった。
驚異の粘りは実らなかった。前日の第1戦は第1セットに8連続得点を奪われるなど0—3でストレート負け。修正して臨んだこの日は、第1セットから大阪Mに食らいつき接戦を演じた。
第2セット中盤には11—10と、この日初めてのリードも奪った。前日に相手のブロックに苦しんだエースの佐藤は、両チーム最多となる14本のアタックを成功。最後まで粘ったが、第3セット中盤に5連続で得点を奪われ力尽きた。初代女王の座は逃したが、来季こそ新リーグ初の優勝トロフィーを手にする。