【SVリーグ】大阪Mが初代女王!2日連続のストレートでNEC川崎撃破、昨季の雪辱果たし4季ぶり頂点
2025年5月3日(土)19時24分 スポーツニッポン
◇大同生命SVリーグ チャンピオンシップファイナル第2戦 大阪M3—0NEC川崎(2025年5月3日 有明アリーナ)
2戦先勝方式のプレーオフ決勝第2戦が行われ、王手をかけていた大阪Mが3—0のストレートでNEC川崎に勝利し、昨年10月に発足したSVリーグの初代女王に輝いた。
同じ轍は踏まなかった。前身のVリーグだった昨年プレーオフ決勝と同カード。昨季はレギュラーラウンドを1位で突破しながら決勝で敗れ準優勝で涙をのんだ。今季もレギュラーシーズン1位で臨んだ決勝で、2連覇中の同2位・NEC川崎に雪辱を果たし4季ぶりの頂点に立った。
ストレート勝ちを収めた第1戦から一転、この日は一進一退の攻防が続いた。序盤から互いにポイントを奪い合う展開の中、常に先行して第1セットを25—22で奪取。第2セット中盤にはこの日初めてリードを奪われたものの、その後の5連続得点などで再逆転し25—21で競り合いを制した。
第3セットも中盤の5連続得点などで、粘る相手を突き放して25—16で奪取。2日連続のストレート勝ちで、SVリーグ初代女王という新たな歴史を刻んだ。
▼酒井監督 長いシーズン、監督初年度で周りのスタッフに助けられた。選手18人それぞれが役割を果たしてくれたおかげ。ここからさらに応援してもらって女子バレーが発展していけるように頑張る。
▼田中主将 初代女王という歴史に名前を刻めて凄くうれしい。新しいことがたくさんあったが、みんながしっかり動いたことで結果として勝てた。(チャンピオンシップのMVPに輝く)
▼林 苦しい時期も多かったが、優勝できてみんなの気持ちが報われた。全員がコートの内外でハードワークして、一つになって戦えたことが優勝できた要因。最後に勝ち切れて良いシーズンになった。