三菱UFJフィナンシャル・グループ3社、RFIDとマイボトルで課題解決

2025年5月7日(水)14時13分 マイナビニュース


最近は、都内の自販機に設置してあるゴミ箱などからゴミが溢れ出る様子も目にするが、いつしか、ゴミ箱自体が撤去されていることもしばしば。環境に応じた行動変容には仕組みが必要となる。三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の連結子会社3社は、各社の本部系組織が集結する三菱UFJ信託銀行本店ビルで"マイボトル"の利用促進プログラムを5月から開始する。
3社が導入する仕組みは、"RFID"と"マイボトル"。バーコードやRFID(Radio Frequency Identification)などの自動認識技術に強みを持つサトーと象印マホービンが提供するプログラムは、RFIDタグをマイボトルにタギングすることで使用回数やCO2の削減量を可視化できるもので、象印マホービンが新開発したマイボトル洗浄機なども加わることで、継続的なマイボトルを促進する。
公募によって選定された同ビル勤務の各社社員計400名が半年間オフィスでのマイボトルを実践することで14,500本の使用済みペットボトルの削減と1,740キログラムの二酸化炭素換算量(1,740kg-CO2e)の削減を目標としている。MUFGでは中期経営計画(2024年度-2026年度)の3本柱に1.成長戦略の進化 - 成長をつかむ 、2.社会課題の解決 - 未来につなぐ、3.企業変革の加速 - 会社がかわるを掲げる。社会課題の解決には、カーボンニュートラル社会の実現、自然資本・生物多様性の再生、循環型経済の促進などが新たな新中期計画として加えられており、削減への取り組みは、これに則ったものになる。
「マイボトル利用促進プロジェクト」の公式ページにはサトーの田町本社における実証の概要が記されているが、2024年4月から9月の間に社員350名でプラカップ10275個の削減を達成。RFIDタグと連動した専用アプリによる可視化で達成感を醸成し、マイボトル洗浄の手間を解消することで社内外でマイボトルを利用するユーザーが増えるなど社員の行動変容も期待できるものだ。
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