電話で話す内容を録音できますか? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

2025年5月8日(木)11時30分 マイナビニュース


Appleの生成AI機能「Apple Intelligence」に対応したiPhoneであれば、電話で話す内容は音声データとして録音できます。2025年5月現在、iOS 18.1にアップデートしたiPhone 15 Pro/Pro MaxとiPhone 16シリーズが対象です。
通話録音機能は、iOSに標準装備の電話アプリに組み込まれています。特別なサードパーティー製アプリは必要ありません。キャリア通話だけでなく、FaceTimeオーディオによる通話も録音できます。
電話をかけるか受けるかして音声通話を開始すると、電話アプリの画面左上に縦線と二重丸の録音開始ボタンが現れるので、それをタップしましょう。通話する双方に「この通話は録音されます」という自動音声が流れ、ほどなく録音が開始されます。
通話録音は通話を終了するか、電話アプリの画面中央付近に表示される録音ダイアログで「■」ボタンをタップすれば停止されます。
録音された音声データは、新規メモに添付される形で自動保存されます。音声データを再生する場合は、通話終了後にメモアプリを起動し、「通話録音」フォルダまたはメモフォルダを開いてみましょう。「◯◯さんとの通話」というタイトルの新規メモが保存されているはずです。なお、音声データは電話アプリの通話履歴とひも付けされていないため、メモアプリから探すことになります。
ところで、通話録音機能は「設定」→「アプリ」→「電話」→「通話録音」画面にある通話録音スイッチでオン/オフできます。iOS 18.1以降は初期設定でオンにされていますが、通話録音が必要ない場合はオフにしておきましょう。
海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら

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