米の詐欺サイトが出没中──国民生活センターが注意喚起 「米を注文したが、サングラスの領収書が届いた」
2025年5月20日(火)16時24分 ITmedia NEWS
具体的な相談事例として「ネット通販で米を購入したが、注文完了メールが届かないため調べたところ、詐欺サイトだという情報があった」「画像投稿アプリに表示された広告から米を注文したら、購入商品がサングラスとなっている領収書がメールで届いた」などがあったという。
詐欺サイトの可能性が高いWebサイトの特徴として「サイト内の日本語が正しく表記されていない」「価格が通常より不自然に安い」「サイト上に事業者の名称、住所、電話番号が明確に表記されていない」「事業者情報をインターネット検索で調べると、無関係の事業者情報など、うその情報が記載されている」「問い合わせ先のメールアドレスがフリーメール」「問い合わせ先の電話番号が通じない」などがある。
国民生活センターは「サイトに載っている事業者の情報を調べ、不審な表示がないか確認するようにしてほしい」と説明。不審な点があるサイトは利用せず、もしトラブルに遭遇した場合には消費生活センターや、クレジットカード会社に連絡するよう促している。