レッツノート2025年夏モデルで12.4型「SC」が新登場、よりタフ&長時間駆動に
2025年5月27日(火)14時0分 マイナビニュース
パナソニック コネクトは、モバイルノートPC「Let'snote」(レッツノート)の2025年 夏モデルとして、個人向け店頭モデルに12.4型の「SC」シリーズ、法人向けに「SC」(個人向けと同型)および14型の「FC」シリーズを提供する。
同日から予約受け付けを開始し、6月17日に直販で、6月20日に量販店などの店頭で発売予定。価格はオープンで、個人店頭向けの「SC」は295,000円前後から。
○レッツノートSC 店頭モデル
レッツノート新シリーズとなる「SC」は、現行モデル「SR」の後継にあたる12.4型ノートPC。Core Ultra シリーズ2プロセッサ(Core Ultra 7 255HまたはCore Ultra 5 255U)を採用し、特徴的な軽さは維持しながら筐体デザインを刷新している。カラーはブラック、カームグレイの2色。
筐体は従来から行っている独自の100kgf加圧振動、キーボード打鍵試験、ヒンジ耐久試験などのほか、新たに米国防総省の調達基準「MIL規格」に基づいた品質試験を追加した。加圧に強いボンネット構造の天板は継承。底面には大型化した新BOXスピーカーを内蔵し、オンライン会議に適したモードも用意する。
重さはSRで939gだったところ、SCでは919gに軽量化した。一方でバッテリー容量は増大している(50Wh→56Wh)。バッテリー駆動時間も従来から伸び、動画再生で約12.7時間の長時間駆動をサポートする(JEITA 3.0測定)。PCを使いながら約30分充電すると約4.6時間駆動する「充電優先モード」、電源オフ状態で約30分充電すると約5.8時間使える「急速充電」機能も搭載。また、CPUパフォーマンスを高い状態に維持する「Maxperformer」技術は従来と同じく引き継いでいる。
レッツノートの特徴であるバッテリーの着脱機構はネジ式に変更され、バッテリーを外すためにはドライバーが必要となる。従来はスライドロック式で、工具なしでバッテリーを外せる機構だった。
インタフェースはUSB Type−C(Thunderbolt4、PD対応)×2、USB Type-A×2、ギガビット準拠の有線LAN、HDMI、ヘッドセット端子など。ホイールパッドは大型化し、ディスプレイ上に配置したWebカメラにはプライバシーシャッターを設けた。キートップには印字がかすれにくいレーザー刻印を採用する(カームグレイのみ)。
なおインタフェースではD-Sub端子、SDカードスロットが省かれている。また電源ボタンは従来前面左側にスライドスイッチの形で配置されていたが、SCではキーボード奥(ヒンジ手前)にボタン式で配置されている(指紋認証センサー兼用)。
店頭向けではCF-SC6BDPCR/CF-SC6ADMCR/CF-SC6ADTCRの3モデルを販売する。主な仕様は下記の通り。
○Panasonic Store+モデルとキャンペーン
直販の「Panasonic Store+」では構成を選べる「カスタマイズレッツノート」を購入でき、ストレージやメモリ容量の変更、ワイヤレスWANやOfficeの有無などを選択可能。店頭モデルにはない5G通信対応や64GBメモリなども選択できる。またカラー天板やカラーホイールパッドの新色も用意される。
SCの発表を記念したキャンペーンも展開し、カスタマイズレッツノートで64GBメモリ搭載モデルまたは5G通信搭載モデルの購入でオリジナル名刺ケースを、先着200個限定でプレゼントする。
このほか本体価格が2,000円オフになるクーポンがもらえるクイズキャンペーン、Officeの選択で8,000オフクーポンがもらえるキャンペーン、不要PCの買い取り申し込みで1,000円のキャッシュバックを支払う「ノートPC買い替え応援キャンペーン」なども実施。キャンペーン対象期間などの詳細は特設ページに詳しく紹介されている。
○法人向けレッツノートFC
法人向けには14.0型ノートPCの新シリーズ「FC」が登場する。液晶は16:10アスペクト比で解像度は1,920×1,200ドット。画面サイズ以外の基本性能や特徴はSCと同等で、バッテリーやホイールパッド、内部基板など多くのパーツをSCと共通化している。
SCより大画面のためPCを持ち運ぶモバイルワーカーだけでなく、オフィスに出社したり在宅で働いたりするハイブリッドワークのユーザーもターゲットとする。個人向けには提供されない。本体サイズはW314.4×D223.4×H19.9mm。