初日苦しんだフェルスタッペンが予選2番手「チームのおかげ。一夜でマシンが大きく改善、今後にも希望を持てる」
2024年F1シンガポールGPの予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは2番手を獲得した。
Q3序盤、フェルスタッペンは、早い段階でコースに出て、1分29秒791を記録し、暫定トップに立った。しかし、彼の前を走っていたカルロス・サインツ(フェラーリ)が最終コーナーでコントロールを失い、ウォールにヒット。フェルスタッペンは赤旗前にラインを越えたように思われたが、その前にダブルイエローが出ていたため、タイムが抹消された。
他の大部分のドライバーたちと同様に、1回のアタックラップで決めなければならなくなったフェルスタッペンは、抹消されたタイムよりわずかに速いタイムを出して、予選2番手を獲得した。ランド・ノリス(マクラーレン)のポールポジションタイムとの差は0.203秒だった。金曜日のFP2でフェルスタッペンは15番手にとどまっており、レッドブルは大きな挽回を果たしたことになる。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 4番手(1分30秒540:ソフトタイヤ/16周)
予選 2番手(Q1=2番手1分30秒157:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分29秒680:ソフトタイヤ/Q3=2番手1分29秒728:ソフトタイヤ)
今日の2番手という結果にはとても満足している。明日のレースをフロントロウからスタートできるのはすごく良いことだ。
チームのハードワークのおかげだ。彼らは素晴らしい解決策を思いつき、昨夜、マシンに多くの変更を加え、それによって大きな違いを生み出した。
マシンの運転がはるかに楽になり、コーナーを走る際も、前よりも少しプッシュできるようになった。今日は自分たちのパフォーマンスを最大限に発揮できたと思う。
昨日はとても厳しかったが、今日はマシンのフィーリングが良くなり、改善し続けていった。理論的には、ここは僕たちにとって、カレンダーのなかで相性が良い方のトラックとはいえないし、ペースに限界を抱えている。でも今日こういう結果を出せたことで、今後のレースで良い成績を残せるという大きな希望を持つことができる。
僕たちにとって、この予選リザルトを達成することができたのは、素晴らしいことだよ。
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