下位N・フォレストに大苦戦…チェルシー指揮官「勝ち点3を取っていればアンフェア」

　チェルシーを率いるグレアム・ポッター監督は、引き分けに終わったノッティンガム・フォレスト戦を終えて心境をコメントした。1日、イギリスメディア『BBC』が報じている。

　前節のボーンマス戦でリーグ6試合ぶりの勝利を奪ったチェルシーは、今節アウェイでN・フォレストと対戦。前半に先制したチェルシーだったが、後半に入ると降格圏に沈む相手に同点ゴールを許し、結果は1−1のドローに終わった。これでリーグ戦では直近7試合でわずか1勝と厳しい状況となり、順位も8位から上げることはできなかった。

　不調に陥るチームのパフォーマンスに対し、ポッター監督は試合を振り返ってコメント。チェルシーがこの日、勝利に値しなかったとの見解を示した。

「よく整理されたチームを相手にした、奪うのが難しいポイントだったね。彼らは後半、我々をプレッシャーにさらした。我々のパフォーマンスレベルは、勝ち点3を奪うには不十分なものだった。ボールを十分な速さで動かせず、十分な動きもなかった。我々が勝ち点3を取っていればそれはアンフェアだった」

「ゲームがよりコントロールできないものになった時、我々はデュエルで苦戦し、その部分に対処することに苦しんだ。タフな試合だったし、フォレストは良いゲームをしたけれど、それでも我々は90分を通した自分たちのパフォーマンスを残念に思っているし、勝利に値しなかったことを懸念している」

　また、トップ4入りの可能性について問われると、「それは常にタフなものだ。多くのトッププレーヤーや監督を抱えるビッグチームがたくさんいるからね」とし、「我々は次の試合に集中しなければいけないが、まだ道のりが長いことは明らかだ」と今後のリーグ後半戦に目を向けた。

　そして、すでに積極的な動きを見せている冬の移籍市場については、「誰かが私に契約が完了したと伝えてくるまでは、私がコメントするのはアンフェアだ」と具体的な言及を避けた。しかし、現地メディアでは新たな選手獲得の噂が取り沙汰されており、今後の動向に注目が集まる。