ニューカッスル、注目の若手DFボトマンに関心も…リールは今冬の売却を断固拒否か

2022年1月3日(月)19時51分 サッカーキング

ニューカッスルが関心を示すボトマン [写真]=Getty Images

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 ニューカッスルは、リールに所属するU−21オランダ代表DFスヴェン・ボトマンの獲得交渉が難航しているようだ。3日、イギリス紙『テレグラフ』が報じた。

 昨年にサウジアラビア資本による買収が成立し、世界有数の金満クラブとなったニューカッスルだが、今季のプレミアリーグでは1勝8分10敗で降格圏内に沈んでいる。エディ・ハウ監督は今冬の移籍市場でセンターバックの補強を最優先課題としており、若手有望株のボトマンをメインターゲットとしている。

 ニューカッスルはボトマンの獲得に向けて移籍金3000万ポンド(約47億円)のオファーを用意していたようだが、リールから「今冬の移籍交渉は時間の無駄だ」と通知されたという。リールはチャンピオンズリーグの決勝トーナメント進出によって賞金を得ており、ボトマンをすぐに現金化する必要性がない。

 ただ、ボトマン自身はニューカッスルのプロジェクトに魅力を感じている模様。関係者は『テレグラフ』紙に対し、「状況を静観しており、現時点でリールの返答は『ノー』だが、選手がトランスファーリクエストを出した場合、状況は変わりうる」と語っているようだ。

 また、ニューカッスルはバーンリーのイングランド人DFジェームズ・タルコウスキーにも関心を示している。しかし、バーンリーのショーン・ダイシ監督が同選手の放出に難色を示していることから、こちらも今冬の移籍交渉は難航が予想されている。

 現在21歳のボトマンはアヤックスの下部組織出身で、2020年夏に同クラブからリールへ完全移籍した。すぐにスタメンの座を勝ち取ると、昨シーズンは公式戦47試合に出場し、リールのリーグ・アン優勝に大きく貢献した。

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