「いいものを持っている」巨人・原辰徳監督が期待する新戦力の名前

2023年2月10日(金)17時0分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 3年ぶりのリーグ制覇を目指す巨人は、ソフトバンクから松田宣浩(39)、広島から長野久義(38)らベテランに加え、新外国人のルイス・ブリンソン(28)、また現役ドラフトで楽天からオコエ瑠偉(25)が加入した。野手では熾烈なレギュラー争いキャンプから繰り広げられている。

 巨人の原辰徳監督(64)は、第二次政権でヘッドコーチも務め腹心とされたOBの岡崎郁氏(61)のYouTubeチャンネル「アスリートアカデミア」の2月7日までに更新された動画に出演し、今季から加入した新戦力について言及した。

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 原監督は、今季から加入した松田、長野の両ベテランについて「相当なる覚悟でジャイアンツに来てくれたと思う。でも実力がなければ、昔の名前で出ているというのは通じないのがアスリートの世界なので、そこは期待したい」と語った。

 昨オフに初めて開催された現役ドラフトで楽天から移籍したオコエについては、「やっぱりいいものを持っていますよ」とその能力を評価しながらも、「前球団では彼の力というのが出きっていなかった。わが軍に来てくれたらアマチュア時代の輝きを取り戻せる」と語り、再生への自信を語った。オコエはプロ7年の通算成績が打率・219、9本塁打、44打点だが、巨人でその潜在能力を発揮し、“覚醒”することができるか。

 また、原監督はルーキー2人についても言及した。即戦力として活躍が期待される、ドラフト2位の萩尾匡也(22)については、「即戦力だと思っている。レフト当たりでレギュラーをとれれば、面白い。足もあるので」と期待を述べた。

 また、二軍キャンプからのスタートとなったドラフト1位の浅野翔吾(18)については、「二岡二軍監督とも話したんだけど、細かく(バッティングフォームを)いじるのはやめようと。最初はノビノビと自分の野球をやらせて、少し首をひねるようなことがあればアドバイスを送ろうという話をした」と、育成プランを語った。さらに「ただね、スーパーボールをはじくような、躍動感が彼にはあるよ」と、バネの強い体を評価した。高卒1年目の今季はファームで時間を過ごすことが多くなると予想されるが、2軍での活躍によっては早期の1軍昇格の可能性があるかもしれない。

 V奪回へが至上命題の巨人、新戦力の活躍がカギとなりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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