破産目前のイタリア名門クラブに救いの手…“ヴィーナス”が支援を申し出

2018年2月18日(日)11時4分 サッカーキング

ロベルト・バッジョがキャリアをスタートさせたヴィチェンツァ・カルチョ(写真は2015年のもの) [写真]=Getty Images

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 イタリアの英雄ロベルト・バッジョがキャリアをスタートさせた北イタリアの古豪ヴィチェンツァ・カルチョが破産の危機に陥っている。

 現在、破産が目前に迫り、クラブ関係者は資金繰りに苦労し、ティフォージ(熱狂的なファン)たちは募金活動などで資金集めに奔走している。そんなクラブの状況を見かねたひとりの女性が支援を申し出た。2月16日にドイツのポータルサイト『ワン・フットボール』が伝えている。

 その女性とは、ポーランドの人気ポルノ女優のアマンダ・フォックスさんだ。彼女がクラブに向けた声明は「自身のカレンダーの収益の10%をクラブに寄付する」というもの。イギリスメディア『サン』によれば、値段は1部6.65ポンドで、クラブがこの申し出を公式に認めるのを待っている状態だという。

 もともと、ヴィチェンツァにある有名クラブのショーで有名だったアマンダさんに、クラブのティフォージたちが苦境にあるクラブの現状を手紙で伝えたことが今回のアクションに繋がったようだ。アマンダさんは次のように支援の理由を説明している。

「私のファンたちが、ヴィチェンツァの街のクラブが破産しそうだという知らせをくれたんです。とても悲しくなってしまいました。私はヴィチェンツァ・カルチョのファンたちを愛しています。それで私も微力ながら経済的な支援を行います」

 この支援が公式に認められるかどうかは定かではないが、“一肌脱いでみせた”異国のヴィーナスへの人気はますます高まりそうだ。

サッカーキング

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