巨人の「ポスト岡本」大穴は年俸220万円の男 進化を続ける育成19歳の将来性が凄すぎる

2024年2月20日(火)18時30分 ココカラネクスト

将来的なメジャー挑戦の可能性がある岡本の後継者探しは、巨人にとって大きなテーマのひとつだ(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 巨人ファンにとっては、未来につながるアーチにも見えたのではないでしょうか。

 キャンプを張っていた宮崎で、今季のチーム『第1号』を放ったのは年俸220万円の育成選手フリアン・ティマでした。2月12日に行われた2、3軍の紅白戦に「4番・三塁」で先発出場したティマは阿部慎之助監督が視察で見守る中、2回先頭の第1打席で豪快なアーチをかけ、潜在能力の高さを示しました。

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 ドミニカ共和国出身の19歳は193センチ、102キロと恵まれた肉体を誇る右のパワーヒッター。巨人が2019年11月と2020年3月にドミニカ共和国で行ったトライアウトで将来性を期待され、2021年に16歳でホセ・デラクルーズとともに来日しました。

 巨人では日本語だけでなく、幅広い教育プログラムを通じて指導を行い、来日4年目でいよいよその才能が開花しつつあります。

 プロ野球担当記者は言います。

「一昔前ならば、メジャーで一時代を築いた大物をジャパンマネーで連れてくることもできましたが、時代は変わりました。メジャー選手の年俸高騰、加速する円安の影響もあって、必ずしも今は『稼げる黄金の国ジパング』ではなくなっています」

「ならば助っ人を『育てる』のも一つの手。ティマは高校3年間をジャイアンツ球場で暮らし、日本文化の吸収にも前向きです。成功すれば先行する広島同様、日本球界のモデルケースになってくるでしょう」

 そして順調に育てば、メジャー挑戦の可能性がある主砲・岡本和真の「後釜」になる可能性も十分あると言うのです。

「右のスラッガーは貴重な存在。移籍市場でもなかなか出ません。そんな未来の主砲候補が、すでに巨人では『身内にいる』ことになる。これは物凄いアドバンテージです。世代的には2022年のドラフト1位・浅野翔吾と同世代になるわけですから、2、3年後に1軍定着してくれたら御の字です。近い将来、本塁打王を争う存在となることも、夢物語ではありません」

 大きな身体でジャパニーズ・ドリームをモノにできるか。勝負の今季に注目です。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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