【侍ジャパン】大谷の打順はどこがベスト? レジェンドOBたちが示した「最適解」とは

2023年3月7日(火)11時0分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 6日の阪神との強化試合(京セラドーム大阪)に出場した大谷翔平(28)が異次元の打撃を見せた。

 「3番・DH」で出場した大谷は3回の第2打席、二死一、二塁の場面、阪神・才木浩人(24)の外角低めのフォークに崩されながらも、左ひざをつきながら中堅フェンスを楽々と越える3ランを放つと、ベンチの侍ナインも一斉に驚きの声をあげた。さらに5回二死一、二塁。今度は新人左腕・富田蓮(21)の142キロ高め直球に今度は打球がつまりながらも中堅へ運んだ。2打席連続となる3ランでこの日は一人、6打点の荒稼ぎ。本人は「まだ時差ぼけが残って体調が100パーセントではない」としながら、さすがのパフォーマンスを見せた。

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 「1番・ヌートバー」「3番・大谷」のオーダーがしっかり機能した中、本戦のオーダーはどうなるのかが注目を集める。日本が誇る長距離砲をどの打順に置くかで勝利への道も見えてくるため、球界OBの間からも様々な意見が出ている。

 4日までに更新された「名球会チャンネル」の中で、球界OBたちが侍ジャパンの打順について意見を交わす場面があった。

 谷繁元信氏が司会を務める中、宮本慎也氏、田中幸雄氏、岩瀬仁紀氏、福留孝介氏、野村謙二郎氏が出演。

 その中では世界の野球界の潮流においてはバントが少なくなっていることを受け、今大会は「一発、ホームランで(試合が)決まる気がする」(野村氏)という意見も出た。

 またポジション別の起用の話題になって、注目集める二塁のポジションには先発として、牧秀悟(24)を推す声も。この理由に関して宮本慎也氏は「山田を先発で使ってダメだったときに牧を最後守らせるのは不安」として、守備の堅さで知られる山田哲人(30)を残しておいたほうがいいとした。

 また注目集める大谷の打順に関しては1番を推すメンバーが6人中、4人と多くを占めた。一方、「2番」を推すのは宮本氏。「1番大谷だとランナーがいないときに大谷に回る可能性がある」として、下位打線が打てなかったときに大谷に打順が回ってきても、効果的に点を奪えない可能性を指摘。その意味では「2番か、3番」に置いてポイントゲッターの役割を期待する声が上がった。

 実際に6日に行われた強化試合でもクリーンアップを務め、しっかり得点に結びつけた大谷。本戦ではいよいよ「投手・大谷」も解禁。メジャーも席巻した二刀流の活躍で世界一奪還なるか。胸アツの戦いを期待したいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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