周冠宇「またもホイールナットが斜めに噛むトラブルが発生。再発しないよう改善が必要」:キック・ザウバー F1第2戦決勝

2024年3月11日(月)12時10分 AUTOSPORT web

 2024年F1第2戦サウジアラビアGPの決勝レースが行われ、キック・ザウバーのバルテリ・ボッタスは17位、周冠宇は18位でレースを終えた。


■バルテリ・ボッタス(ステークF1チーム・キック・ザウバー)
決勝=17位(49周/50周)
16番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード→ソフト

2024年F1第2戦サウジアラビアGP バルテリ・ボッタス(キック・ザウバー)


 タフなレースであり、全体としてタフな週末だったのは間違いない。今日のペースは、このクルマから引き出すことを目指していたレベルには届かなかった。僕はソフトでスタートしてハードに履き替えるというアグレッシブな戦略を選んだが、ハードコンパウンドに交換した直後から、ひどい苦戦を強いられた。どうしてもタイヤを機能させることができなかったんだ。


 レース終盤には、そうした状況を何とかしようともう一度ソフトにスイッチして、実際にだいぶ良くなった。けれども、すでに直接の競争相手からは大きく遅れてしまっていて、あまり事態の改善にはつながらなかった。


 次のオーストラリアまでに1週間のブレークがあるから、その間にチームとして態勢を立て直し、ここまでの2戦では何がうまく行っていなかったのかを分析したい。まだ24戦のうちの2戦を終えただけとはいえ、すぐに問題点に取り組んで、できるだけ早く解決するために全力を尽くすことが重要だ。


 ポジティブなこととしては、まもなくいくつかのアップデートが投入される。それによって競争力が向上し、またポイントを争えるようになればと思っている。


■周冠宇(ステークF1チーム・キック・ザウバー)
決勝=18位(49周/50周)
20番グリッド/タイヤ:ミディアム→ソフト

2024年F1第2戦サウジアラビアGP 周冠宇(キック・ザウバー)


 運に恵まれなかったのは確かだね。レース序盤は厳しかったけど、ミディアムタイヤでかなり長いスティントを何とか走り抜き、ピットに入って新品のソフトに履き替えようとしていた。そのまま行けば、楽に11位でフィニッシュできただろう。


 ところが、そのピットストップで僕のレースは損なわれてしまった。またしてもホイールナットが斜めに噛んでしまうというトラブルに見舞われたんだ。何が原因なのか、チームが全力をあげて調べている。なぜこういうことが起きるのかを理解して、再発しないように改善する必要があるからね。


 この週末のポジティブな収穫は、僕のペースが決して悪くなかったこと、そして中団グループのポイント圏内の近くで戦える位置にいたことだ。


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