巨人ナインを瞠目させたカブス・「PCA」の凄みとは 「あご外れるくらい足速い…」「まさにトッププロスペクト」
2025年3月17日(月)11時53分 ココカラネクスト

アームストロングの俊足ぶりには大きく関心が集まった(C)Getty Images
メジャーとのプレシーズンゲーム。16日に行われた巨人・カブス戦(東京ドーム)ではカブスの勢いある若手選手にも注目が集まった。
【動画】この足を見よ!カブスのPCAが俊足で三盗を決めたシーン
「7番・中堅」で先発した「PCA」こと、ピート・クローアームストロングは先頭打者で迎えた5回。相手先発、フォスター・グリフィンから右前打を放ち、出塁するとあっという間に一塁を駆け抜け、二塁に到達。さらに次打者の初球、グリフィンのモーションを完全に盗み、一気に三盗に成功。これには捕手の岸田行倫もまったく反応できず、送球できなかった。圧巻のスピードスターぶりで東京ドームのファンをどよめかせた。
その後、9番のゲージ・ワークマンの右前打で先制のホームを踏むと、守備でも魅せた。
直後の5回裏、先頭の泉口友汰の当たりは左中間フェンス手前まで飛ぶ長打コースだったが、PCAが素早く二塁へ送球。強肩のノーバウンド投球には、二塁へ進塁しようとした泉口が驚きのあまり、目を見開くシーンも。結果として次の塁に進むことはできなかった。
走攻守にわたっての好プレーには、日本ハムOBの杉谷拳士氏も自身のXでPCAについて「顎(あご)外れるくらい足速い…」と驚愕するシーンや、ファンの間からも「この選手えぐい」「まさにトッププロスペクト」「夢とロマンしかない」「これから応援します!」と注目度が高まっている。
20年にメッツからドラフト1巡目指名された、22歳のトッププロスぺクトは昨季もチームで27盗塁を記録と、勢いのある俊足が持ち味となっている。
将来的にメジャーの舞台で活躍し、広く愛される選手になることを願っている。今回も練習の合間にサインする姿が見られるなど、野球に真摯に取り組む姿勢と人柄で日本でもファンを増やしている。
迎えるドジャースとの開幕シリーズでも要注目の選手となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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