「手の皮が150枚くらいめくれた」糸井嘉男氏が語るコンバートの苦労と新庄監督の「慧眼」

2023年3月26日(日)11時0分 ココカラネクスト

(C)Kenta HARADA/CoCoKARAnext

 日本ハム、オリックス、阪神で活躍し、現在は野球解説者として活躍する糸井嘉男氏が、スポーツアンカー・田中大貴氏のYouTubeチャンネル「アスリートチャンネル」に出演。

 現役時代に日本ハム・新庄剛志監督から言われたというある言葉について明かした。

【動画】糸井嘉男氏が語る「新庄監督の凄さ」

 糸井氏は、2003年ドラフト自由獲得枠で投手として日本ハムに入団したものの、入団後は投手として思うような結果が出ず、2006年に野手へコンバート。

 以降、元々持ち合わせた抜群の身体能力を活かし野手として開花し、球界を代表する野手コンバートの成功者となった。

 だが、その成功は単に身体能力だけではない。コンバートされた当初は本人も「手の皮が150枚くらいめくれた」と語るほど、練習に練習を重ねたといい、投手時代は「暇すぎてパチンコに言っていた」生活から暇もないくらい練習に打ち明けるなどガラリと変わるほど危機感を感じながら過ごす毎日を送っていたという。

 その努力の甲斐もあり、野手として大きく開花し、多くの金字塔を打ち立てた糸井氏。

 そんな同氏の野手としての才能に、いち早く気づいていた人物がいたという。

 それが、現在日本ハムで監督を務める新庄剛志監督だ。

 投手時代に参加した春季キャンプのアップ中、糸井氏いわく、投手として芽が出なかったことから「足でアピール」しながら体を温めていたという。

 その脚力に目が止まった新庄氏から「速いな、脚。野手やれば?」と声をかけられたというのだ。

 当時はピッチャーとしての成功しか頭になかったという糸井氏だが、「今思えば、すごい観点で見てはるなって」と、新庄氏の着眼点に感心した様子だった。

 昨シーズンから日本ハムで指揮をとる新庄氏は、既に多くの選手たちの才能を開花し、次世代「スター」の育成を手掛けている。

 研ぎ済まされた同氏の「目」を切っ掛けに、多くのスター輩出を期待したいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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