ガビが語るラ・リーガ優勝争いの行方「レアル・マドリードのことは考えなくていい。なぜなら…」

2025年4月1日(火)0時42分 サッカーキング

ガビはジローナ戦で左WGとしてプレー [写真]=Icon Sport via Getty Images

 ラ・リーガ第29節が30日に行われ、バルセロナはジローナを4−1で破った。試合後、バルセロナに所属するスペイン代表MFガビが、地元メディア『TV3』のインタビューを通して、今後のラ・リーガの優勝争いについて語った。

 バルセロナがジローナをホームに迎えた一戦は、43分にセットプレーから生まれたオウンゴールで均衡が破れる。後半に入ると、ジローナが“ワンチャンス”を活かして試合を振り出しに戻したものの、61分にポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの“技ありシュート”でバルセロナが勝ち越すと、77分にはレヴァンドフスキの“ドブレーテ”でリードを広げる。86分にはスペイン代表FWフェラン・トーレスにもゴールが生まれ、終わってみれば今季の第5節と同様に4−1とバルセロナが大勝。昨シーズン、“シーズンダブル”を許したジローナを相手にリベンジを達成した。

 この勝利により、バルセロナはラ・リーガでの連勝数を「9」に伸ばし、今季最多の連勝記録を更新中。2位につけるレアル・マドリードとの勝ち点差「3」を維持し、2シーズンぶりのラ・リーガ制覇に向けて勝ち点を順調に積み上げている。

 試合後、「最後までレアル・マドリードと優勝を争うことになると考えているか」との質問を受けたガビは、「レアル・マドリードのことは考えなくていい」と一蹴。「現状首位に立っているのが僕らである以上、最終的には僕ら次第なのだからね。自分たちが勝ち続けることだけを考える」と自身の考えを明かすと、「自分たちの試合に勝てば、ラ・リーガを制することができる。だからこそ、僕らは自分たちを信じなければならない。ファンもそう思ってくれているはずさ。今日のような試合を続けることが大事なんだ」と続けた。

 また、同試合でガビは左ウイングのポジションに入り、66分までプレー。同ポジションにはブラジル代表FWハフィーニャが入ることが多いが、代表帰りの影響もあり、ハンジ・フリック監督は同選手を温存。ガビが本職の“インテリオール”ではなく、ハフィーニャの代役として躍動した。

 ガビは左ウイングでのプレーについて、「監督は僕をさまざまなポジションで考えているし、僕自身はそのような扱いを受けるのも得意だ」と主張しつつも、「自分の能力を考えた時、自分に合っている適切なポジションは他にあるとは思う。ただし、それを決めるのは監督の仕事さ。僕は自分の仕事をして、相手に勝つためにプレーをする」と語った。

 バルセロナはここから、“勝負の4月”に突入。2日にコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝セカンドレグのアトレティコ・マドリード戦が控えており、9日と15日にはドルトムントとのチャンピオンズリーグ(CL)・準々決勝も開催。これらのカップ戦と同時に、ラ・リーガでも勝利を積み重ねることができれば、“3冠”も現実味を帯びてくるだろう。過密日程に拍車がかかるなか、多くのポジションをハイレベルでこなすガビのプレーに注目したい。


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