ダービー前に…過去の器物破損行為巡り東京Vサポーター等がFC東京に指摘
2025年4月2日(水)8時28分 FOOTBALL TRIBE

明治安田J1リーグ第8節の東京ヴェルディ対FC東京は、4月2日に味の素スタジアムで開催。2025シーズン初めての東京ダービーを前に、2023年7月のダービー前にスタジアム周辺で発生した違法行為に関する指摘が相次いでいる。
2023年7月12日に味の素スタジアムで行われた天皇杯3回戦の東京ダービーでは、スタジアム周辺に設置されている「TOKYO GREEN」と書かれた「スーパースポーツゼビオ調布東京スタジアム前店」の看板に、FC東京サポーターが生卵を投げつけるなど、器物損壊行為に及んでいた。
この件について、FC東京は7月18日に声明を発表。実行者4名から申告があったことを報告するとともに、「FC東京への申告であったこととクラブによる聞き取りの結果から、FC東京サポーターによる行為であることは間違いないものと思われます」と説明。ゼビオホールディングス株式会社や東京V等に対して「多大なるご迷惑をおかけましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
一方、この試合では、キックオフ前にFC東京のゴール裏で発煙筒を使用する危険行為も確認されている。この火薬類等危険物の持ち込みおよび使用行為に関しては、実行者3名と同行為に関わった人物1名に対して、日本サッカー協会(JFA)による聴取を経て、「日本国内で行われるすべての試合の無期限入場禁止」という処分が科されている。
しかし、器物損壊行為の実行者について、FC東京は7月28日に「東京ヴェルディ様と協議を進め、本件が最終的に解決するよう取り組んでまいります。 同4名につきましては既報のとおり、FC東京が関連する試合(ホーム、アウェイにかかわらず)への入場禁止としております。警察での対応が終わり次第、当該看板の関係者と協議の上で、あらためて処分・対応を行います」としたが、最終的な処分内容については報告されていない。それだけに、2025年4月2日の東京ダービーを前に、一部の東京Vサポーター等からは器物損壊行為の実行者に対する最終的な処分の発表がないことを指摘する声が上がっている。
なお、FC東京は2025年初の東京ダービーの前日である4月1日に声明を発表。「調布市、調布警察署、Jリーグ、東京ヴェルディ、飛田給地域のみなさまなど関係各所と連携・協力し、不法・違法行為および迷惑行為の防止に努めてまいります」としている。