来年はメキシコでダルビッシュ、松井のパドレスが公式戦開催か、「検討中」と米報道

2025年4月3日(木)16時19分 ココカラネクスト

ダルビッシュが在籍するパドレスは昨年、開幕シリーズを韓国でドジャースと戦った(C)Getty Images

 米スポーツサイト『ジ・アスレチックス』は2日、来季のパドレスとダイヤモンドバックスによる公式戦を、メキシコのメキシコシティーで開催することが検討されていると伝えた。

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 来年は3月にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が予定されているため、開幕シリーズにはならない見通し。メジャーリーグは2024年はドジャースとパドレスが韓国ソウルで、2025年はドジャースとカブスが東京で、開幕シリーズを戦った。

 記事によると「2026年の両チームによるレギュラーシーズン・シリーズが協議されていると、情報筋がジ・アスレチックスに明かした。来年の海外公式戦の日程はまだ発表されておらず、球団やMLB機構はこの件についてコメントしなかった」とした。

 両チームは2020年に一度、メキシコシティーのエスタディオ・アルフレド・ハルプ・ヘルーで公式戦を行うことが決まっていた。2019年開場の同球場で、MLB初の公式戦開催となるはずだったが、新型コロナウイルスの感染拡大により中止に追い込まれた。

 その後、2023年には改めてMLBメキシコシティーシリーズとして、パドレスとジャイアンツが2試合対戦。第2戦にはダルビッシュ有が先発した。6回4失点で勝敗は付かなかったが、チームは2連勝を飾った。高地にあるためボールが飛びやすく、一般的な球場と比較して飛距離が20mも伸びるというデータもある。標高2240mは、打者天国として名高いロッキーズの本拠地デンバーの1600mよりもはるかに高い。実際にダルビッシュは先頭打者を含む3本のアーチを献上していた。

 2022年に合意した2026年までのMLBの労使協定では、その5シーズンの間に海外公式戦は各球団3度までと規定されている。パドレスは2023年のメキシコ、2024年の韓国と2度の公式戦に参加しており、あと1度は参加可能だと同サイトは指摘した。

 実現すればダルビッシュにとっては2度目のメキシコシティーでのプレー。松井裕樹は昨年の韓国に続き、2度目の海外公式戦となり、メキシコでは初めてとなる。

 昨年は大谷翔平、山本由伸と、ダルビッシュ、松井がソウルで。今年は大谷、山本、佐々木朗希と、今永昇太、鈴木誠也が東京で、現地のファンを大フィーバーに導いた。来年はメキシコで、ダルビッシュと松井が大歓声を浴びるかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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