オブラク、アトレティコでの出場試合数が「389」に到達…外国籍選手の最多タイ記録に

2023年4月3日(月)15時13分 サッカーキング

オブラクがアトレティコの外国籍選手最多出場記録に並ぶ(画像は国王杯レアル戦) [写真]=Icon Sport via Getty Images

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 アトレティコ・マドリードに所属しているスロベニア代表GKヤン・オブラクが、2日に行われたラ・リーガ第27節ベティス戦にて、同クラブでの通算出場試合数が「389」に到達した。これは同クラブにおける外国籍選手の出場試合数で1位タイの記録となっている。

 今季のラ・リーガでチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争うチームの直接対決となった一戦では、ホームチームのアトレティコ・マドリードが前半から多くのチャンスを作りながらも、ゴールネットを揺らすには至らず、スコアレスのまま終盤に突入。それでも86分、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンからのパスを受けたアルゼンチン代表FWアンヘル・コレアがドリブル突破でペナルティエリア内に侵入。巧みなタッチで寄せてきた2名の相手を置き去りにすると、最後は右足で冷静に流し込んだ。このゴールが決勝弾となり、アトレティコ・マドリードが1−0で勝利。ディエゴ・シメオネ監督が率いるチームの“御家芸”とも言える点差で、来季のCL出場権を手繰り寄せる白星を飾った。

 この試合も、アトレティコ・マドリードのゴールマウスを守ったのは30歳のオブラクだった。2014年夏にアトレティコ・マドリードへ完全移籍加入し、過去5度のサモラ賞(ラ・リーガ1シーズンで1試合あたりの平均失点数が最少のGKに与えられる賞)に輝いている“名手”は、今季も変わらずアトレティコ・マドリードの最後尾に君臨。クラブは今季ここまで公式戦38試合を消化しているが、実に35試合でゴールマウスを守っている。

 ベティス戦の出場により、オブラクはアトレティコ・マドリードにおける公式戦の通算出場試合数が「389」に到達。データサイト『Opta』によると、これはアトレティコ・マドリードに所属している外国籍選手が記録した出場試合数で最多タイの数字だという。既にクラブの外国籍選手最多出場記録を持っていたのは元ウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディン(現:ベレス・サルスフィエルド)。2010−11シーズンから18−19シーズンまで“ロヒブランコス”の最終ラインを支え、キャプテンも務めた“闘将”の記録にオブラクが並ぶこととなった・

 もっとも、現時点で2022−23シーズンのラ・リーガは11試合残っている。9日に行われる第28節ラージョ・バジェカーノ戦にオブラクが出場すれば、ゴディンの記録を超えて歴代最多出場記録を更新することとなるのだ。“塗り替え”までのカウントダウンは始まっている。

サッカーキング

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