この動きはなんだ…? 佐々木朗希、視界から消える“予測不可能な魔球”「打てるわけない」 低回転で急減速&急落下→バットのはるか下を通過「ナックルフォーク?」
2025年4月7日(月)22時30分 ABEMA TIMES

【MLB】フィリーズ1−3ドジャース(4月5日・日本時間4月6日)
4月5日(日本時間4月6日)に行われたフィラデルフィア・フィリーズ対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャース・佐々木朗希が、強打者相手に投じた“低回転の特殊な落ち球”が話題となっている。
0-0の同点で迎えたこの試合の1回裏・フィリーズの攻撃、1死一、二塁の場面で打席に立ったのは“MLB330発男”3番のブライス・ハーパー。そのハーパーに対して佐々木は、初球からスプリットを3球続けてカウント1-2と追い込むと、4球目に投じたのも、内角低め、ボールゾーンへのスプリット。しかしこの1球、実は昨季MLBで投じられたスプリットの平均回転数である1302RPMを大きく下回る519RPMと、目を凝らせばボールの縫い目が見えるほどの“低回転スプリット”。
打者目線では、ナックルボールをどこか彷彿とさせる“独特な揺れ”の気配と急減速、そして目を疑うほどの急落下という、厄介な特徴を持つ球となっていたことから、さすがのハーパーもお手上げ状態。振り出したバットの遥か下をボールが通過する形であえなく空振り三振に倒れることとなった。こうした佐々木のスプリットに、ネット上では「打てるわけない」「すごい揺れ方」「すごい落ちるナックル?」「これがいわゆるナックルフォーク?」「謎フォークw」「千賀が投げる緩い方のフォークに似た感じ?」「現地記者たちがXで話題にしてる」といった様々な反響が巻き起こることに。
この日の佐々木は4回を投げて5奪三振。そのうち4奪三振がスプリットでのもの。しかもそのいずれもが、前述の1球と同様に、“特殊な低回転スプリット”であることを思えば、今後、多くの打者が佐々木のスプリットに手を焼かされそうな気配だ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)