バルサは大量4得点奪い先勝も…フリック監督に慢心なし「何が起こるか分からない」
2025年4月10日(木)10時10分 サッカーキング
バルセロナを率いるフリック監督 [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグが9日に行われ、バルセロナは本拠地『エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス』でドルトムントと対戦した。序盤から主導権を握り、25分にセットプレーからハフィーニャが先制点を挙げると、攻勢を強めた後半にはロベルト・レヴァンドフスキとラミン・ヤマルが追加点。4−0で試合を締め括り、ベスト4進出へ大きく前進した。
昨シーズンのファイナリスト相手に大勝を収め、準決勝への切符を大きく手繰り寄せたバルセロナだが、フリック監督に慢心はない。今シーズンより指揮を執り、欧州屈指の攻撃力を誇るチームを作り上げたドイツ人指揮官は「まだ準決勝進出が決まったわけではない」と前置きしつつ、次のように言葉を続けている。
「これだけの得点差で勝利することは非常に重要なことだし、チームがあれだけ良いプレーをすればゴールは生まれるものだ。しかし、まだ終わったわけではない。サッカーは時にクレイジーなものになるし、何が起こるか分からないんだ。来週も今日と同じようなプレーをするつもりだ。ドルトムントは良いチームなので、できるだけミスを減らさなければならない。前線の3人は素晴らしいし重要な存在だが、守備陣も重要になる。交代出場して同じレベルのパフォーマンスを出せる選手がいることも重要だ」
ドルトムントの本拠地『ジグナル・イドゥナ・パルク』で行われるセカンドレグは、日本時間16日の午前4時にキックオフを迎える。
【ハイライト動画】バルサがドルトムントを4発粉砕! ハフィーニャは1G2Aの活躍