怪我明けマルティンは20番手。初日トップはVR46のモルビデリ/第4戦カタールGP

2025年4月12日(土)3時15分 AUTOSPORT web


 4月11日、2025年MotoGP第4戦カタールGPの初日セッションがルサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、MotoGPクラスのプラクティスではフランコ・モルビデリ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)がトップタイムを記録した。小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)は15番手となった。



 今大会は序盤3戦を欠場したホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)が復帰したが、ミゲール・オリベイラ(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)が欠場しており、代役はアウグスト・フェルナンデスが務める。


 45分のフリー走行1回目の天候は晴れ、気温39度、路面温度49度だ。開始早々にヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)にマシントラブルがあったようで、アウトラップ後に1コーナーでマシンを止めて走ってピットへ戻った。


 序盤はマルケス兄弟がトップ2に入り、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が3番手。トップ9人は前後ともにミディアムタイヤを履き、首位のマルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)は1分53秒144を記録していた。


 残り20分、マルク・マルケスが1分52秒742、1分52秒388をマークして自身のタイムを更新した。その後はトップタイムが塗り替わらずに進む。最後にはジャック・ミラー(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)が4コーナーでスリップダウンを喫した。


 そしてマルク・マルケスが1分52秒288までタイムを伸ばして午前のトップとなった。2番手は1分52秒801のファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)、3番手は1分52秒871のバニャイアだ。その他のライダーも最後のアタックでこのセッションのベストタイムを記録している。小椋は15番手、復帰戦のマルティンは20番手となっている。



ホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)/2025MotoGP第4戦カタールGP

 予選Q2への直接進出が決まる1時間のプラクティスは気温27度、路面温度は33度まで下がった。序盤にソムキャット・チャントラ(イデミツ・ホンダLCR)が転倒。トップは午前のタイムをすぐに超えて1分51秒810を記録したマルク・マルケスだ。


 10分が過ぎるとアレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)が1分51秒970で2番手につける。25分が経過すると、アレックス・マルケスが1分51秒704でトップに立ち、マルク・マルケスが2番手に。3番手は1分51秒968に入れたモルビデリとなった。マルク・マルケスは前後ミディアムタイヤだが、ミディアム/ソフトもこの路面温度ではタイムが伸びるようだ。


 30分を切るとアウグスト・フェルナンデスが4コーナーで転倒。その後、バニャイアが1分51秒763で2番手、マルク・マルケスが1分51秒796で3番手、FP1で5番手となった好調のマーベリック・ビニャーレス(レッドブルKTMテック3)も1分51秒825まで上げて4番手となった。


 その後もタイム更新があり、トップは1分50秒台に入る。まず前後ミディアムタイヤのバニャイアが1分50秒975で首位に、リヤをソフトに変更したマルク・マルケスも残り10分頃に1分50秒997に入れてドゥカティファクトリーがワン・ツーとなった。


 終盤にはミラーが7コーナーでこの日2度目の転倒を喫している。そして最後のアタックを迎えるとモルビデリが1分50秒830をマークして初日首位を獲得した。首位が入れ替わったが上記の通り、2番手はバニャイア、3番手はマルク・マルケスだ。


 4番手はディ・ジャンアントニオ、5番手はアレックス・マルケスでトップ5がドゥカティ勢。6番手はファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)でトップ10にヤマハは1台、7番手にペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)、8番手にビニャーレスが入りKTMが2台、9番手にルーキーのフェルミン・アルデグエル(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)、10番手がホンダのザルコだった。小椋は15番手となっている。マルティンは20番手だった。

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