ソシエダ久保建英の発言に再脚光「移籍する時が…」物議醸す同僚の比較対象に

　日本代表MF久保建英には、以前から欧州ビッグクラブへステップアップ移籍の可能性が報じられている。アトレティコ・マドリード、MF遠藤航擁するリバプール、マンチェスター・ユナイテッドからの関心が取りざたされているが、その一方で久保のチームメイトであるMFルカ・スチッチの発言が物議を醸しているほか、久保の過去のコメントが再び脚光を浴びている。

　スチッチは4月11日、現地メディア『ディアリオ・バスコ』のインタビューに対応。ソシエダと2029年6月末まで契約が残っている中、自身の去就について「ソシエダは中堅クラブであり、ここでプレーすることは、僕にとって半歩のステップアップ」「ここで良いプレーをして、次のステップアップへ準備したい」などと、現所属クラブに対して否定的なコメントを残している。

　2024年夏にオーストリア1部レッドブル・ザルツブルクからソシエダへ移籍したばかりであるスチッチの発言は、現地のみならず、日本国内でも批判の対象に。ネット上では、同選手に対する誹謗中傷メッセージも散見されている。

　また、一部では久保の過去のコメントが比較の対象に。同選手は「いつか移籍する時が来るかもしれないけど、それまでこのクラブのサポーターにたくさん喜びをもたらしたい」と、ソシエダサポーターに敬意を払っていただけに、日本代表アタッカーに対する称賛も相次いでいる。

　現在22歳と久保の1つ年下であるスチッチは、2024/25シーズンのラ・リーガ17試合でスタメン出場し、1ゴール2アシストをマークしているが、2月16日のレアル・ベティス戦を最後に先発出場はない。12日のRCDマジョルカ戦でピッチに立つとなれば、観客からのブーイングは避けられないだろう。