森保監督 国内組主体のメンバー選考の難しさ明かす「上位クラブから選ぶ優先順位をつけているが...」
2025年4月13日(日)17時52分 スポーツニッポン
日本代表の森保一監督(56)が13日に国立競技場で開催された町田—浦和戦後に取材に応じ、国内組主体の編成で臨む東アジアE—1選手権(7月、韓国)のメンバー選考の難しさを口にした。
結果を出してチームの勝利に貢献している選手を優先的に選出する方針だが、J1リーグは大混戦の様相。目まぐるしく順位が入れ替わる状況に「上位の結果を出しているクラブから選ぶべきという優先順位をつけていかなければいけないと思っているが、順位が変動するので、1位から20位まで、どのクラブにもいい選手がいるというのをニュートラルに見た中で最終的に決めなければいけない」と語った。
欧州では毎年同じクラブが上位争いを演じるリーグも多いが、今季Jリーグは第10節終了時点で福岡が首位、京都が2位になるなど優勝経験のないクラブが健闘。J1昇格1年目の岡山も4位につける。首位の福岡から8位鹿島までが勝ち点3差にひしめいている。
森保監督は「経験のあるチームや、予算規模が大きい、いわゆるビッグクラブが当たり前のように上位にいる欧州のリーグと違い、Jリーグは1位から20位までどこが勝ってもおかしくない。世界でも特別な戦いがあるリーグだと思います」と評価。実力がきっ抗している分だけ、メンバー選考に頭を悩ませているようだ。