マキロイ、涙のグリーンジャケット マスターズ優勝でウッズ以来史上6人目のグランドスラム達成

2025年4月14日(月)10時18分 ココカラネクスト

マキロイは11度目のマスターズ挑戦で栄冠を手にした(C)Getty Images

 米男子プロゴルフツアー今季最初のメジャー、マスターズは13日(日本時間14日)に最終日が行われ、2位に2打差をつけてトップからスタートしたロリー・マキロイ(英国)が、通算11アンダーで並んだジャスティン・ローズ(英国)とのプレーオフを1ホール目で制し、タイガー・ウッズに続く史上6人目のグランドスラムを達成した。

【動画】涙が止まらない!マキロイがウィニングパットを決めた瞬間

 ピン奥1メートルにつけたバーディーパットを決めきると、感情が爆発した。パターを放り投げ、18番グリーンにうずくまり、肩を震わせた。多くのパトロンがその光景を見守った。

 最終日は一進一退の息詰まる展開となった。

 1番でダブルボギーとつまずいたが、その後はバーディーを重ね、一時は4打差をつけてフロント9を折り返す。

 ただアーメンコーナーといわれる難所、13番パー5では第3打がグリーン手前のクリークにつかまり、再びのダブルボギー、14番でもスコアを落とし、一時首位の座を奪われるなど、スコアメイクに苦しんだ。

 迎えた15番パー5で2オンに成功しバーディーを奪う。決めれば優勝が決まる18番の1メートルのパーパットも外し、痛恨のボギー、勝負はジャスティン・ローズとのプレーオフに突入した。

 最後はピンそば1メートルのバーディーパットを決め、自身初のグリーンジャケットに袖を通した。

 悲願の優勝だった。マスターズでは11年に2位と4打差の首位で迎えた最終日に「80」と大崩れ。この日も11年と同じく最終ホールでボギーとなったことで悪夢再来かと心配されたが、最後は自分自身を信じ、バーディーパットを沈みこませた。
 
 自身にとってメジャーは全米オープン(2011年)、全米プロ(12、14年)、全英オープン(14年)と輝かしいキャリアを重ねながら、マスターズ制覇には手が届かなかったが、11度目の挑戦で栄冠を手に入れた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「マスターズ」をもっと詳しく

「マスターズ」のニュース

「マスターズ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ