【桐生ボート PG1マスターズチャンピオン】水田公裕の〝超イイ値〟は井口佳典 熱い攻めを繰り出す

2025年4月25日(金)4時30分 スポーツニッポン

 ボートレース桐生のプレミアムG1「第26回マスターズチャンピオン」は3日目が終了。「超イイ値」担当の水田公裕記者は予選最終日の4日目、井口佳典を推してきた。

 三重支部の歴史は「ボートレースの神様」と呼ばれた初の3000勝レーサー・倉田栄一さんに起源をなす。その後、大エースと言える選手は長らく出てこなかったが、逸材がそろう85期“銀河系軍団”から井口が彗星(すいせい)のごとく出現。1999年11月のデビューからすぐに頭角を現し、SGを6V。現在も同支部を力強くけん引している。

 当タイトルはマスターズ世代に突入した2023年の若松で初出場、初優勝を達成した。「あの時は凄く手応えがあったからね」。エンジンも強烈に出ていたが、ルーキーらしいスピードターンでも魅せた。2年前ほどとは言えないまでも、今回も仕上がりは申し分ない。

 「スリット付近の加速感がいい。外より出ていった感じ。試運転はそうでもないけど本番でいい。いいペースで来ていますね」

 初日は2、1着。6号艇の2日目は4着だったが、3日目6Rを2コース捲りで快勝。序盤は持て余していた快速38号機のパワーを徐々に引き出し、ぎこちなかったターン回りも改善傾向にある。舟足は間違いなく上位級だ。

 「桐生はSGで優出もしているけど、なかなか優勝できない。まだ予選だけど優勝できるように。4日目も頑張りますよ」。さあ、予選最終日は3、4号艇の2走。連勝すれば1位通過の可能性もある。井口らしい熱い攻めを繰り出す。

 【水田の買い目】5R。4カドから一撃。相手は外をブン回す石倉へ<3><6>全、<3>全<6>。11R。ここもカドから猛攻。<4><5>、<4><6>流し。<4><1>流しも少し押さえる。

 ◇水田 公裕(みずた・きみひろ)東京都出身の51歳。白いご飯が大好物。いくら食べても太らなかったのも今は昔。最近は極力、歩くように心がけている。

スポーツニッポン

「ボート」をもっと詳しく

「ボート」のニュース

「ボート」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ