【桐生ボート PG1マスターズチャンピオン】水田公裕の“超イイ値”は石渡鉄兵 同期の金言を生かして

2025年4月26日(土)4時30分 スポーツニッポン

 ボートレース桐生のプレミアムG1「第26回マスターズチャンピオン」は5日目を迎える。「超イイ値」を担当する水田公裕記者は石渡鉄兵(50=東京)を主役に指名。出番は大激戦の9R3号艇。冷静に展開を捉えて優出を狙う。

 4日目3R。5号艇の赤岩が前付けに動いて、4号艇の石渡は5カドを選択した。「スタートはほぼ全速で行き切れました」。スタートタイミングは04、質も高かった。1Mはインの湯川を回して、捲り差しにチェンジ。伸び自慢の湯川には一歩届かなかったが2着で準優入りを決めた。

 「湯川ちゃんじゃなければ捲り切れていたかも。3日目あたりから足はだいぶ来ていると思う。ツジエイちゃん(辻)にアドバイスをもらって良かったです」

 コンビを組む55号機は6節で使用されて優出はない。2連対率も20%台と低い。だが、信頼する同期の金言が効いた。上位クラスとは言い切れなくても、上位機とも渡り合えるパワーを引き出している。

 前節の福岡周年で通算6個目のG1タイトルを獲得した。「100%エンジンのおかげですけど、その時の勢いがまだ残っていますね」。波乗り巧者の江戸川鉄兵が1Mのウネリで有名な福岡を攻略。最高の流れで桐生に乗り込んだ。

 準優は3号艇になった。マスターズチャンピオンは20年津から6年連続出場。「マスターズに出る人はみんな自分の色があってそれが面白い。自分も(走り方が)バレているけどレースは楽しめている」。関東ガマシの系統を受け継ぐ石渡が激戦の1Mを駆け抜けるか。ここは進入からアツイ。激戦を切り裂く。

 【水田の買い目】9R。江口の前付けで伸びる湯川は3カド。その攻めに乗って捲り差す。<3>=<2>、<3><4>、<3><5>流し。

 ◇水田 公裕(みずた・きみひろ)東京都出身の51歳。東京では朝型人間で、ほぼ午前7時に起床。ナイター出張の今節は若干、時差ぼけ気味で眠りが浅い。

スポーツニッポン

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