【桐生ボート PG1マスターズチャンピオン】水田公裕の〝超イイ値〟は三角哲男 調整合わせて巻き返す

2025年4月24日(木)4時30分 スポーツニッポン

 ボートレース桐生のプレミアムG1「第26回マスターズチャンピオン」は2日目が終了。「超イイ値」担当の水田公裕記者は三角哲男(58=東京)の3日目2走に注目した。

 マスターズチャンピオンの創生期はレースタイトルも名人戦だった。その時代、進入相場が明確に決まっていた。ゴリゴリと前付けにいくイン屋もいて待機水面は常に熱を帯びていた。

 三角は中外からの小気味いい攻めで、かつてのビッグロードを盛り上げた。G1初Vは1993年の多摩川39周年記念。翌94年の住之江グランドチャンピオンでSG初制覇を飾っている。決まり手は共に6コースからの差しだ。

 「多摩川の時はみんな握って回ったら勝てちゃった。G1は3つ獲ったけどインからは一度も勝ってない。関東は昔からコースにこだわらない人が多い。自分もそう。前付けはしたことあるけど、性に合わないので引退したよ(笑い)」

 インが11勝だった初日にただ一人、7Rを4カドから捲った。だが、1号艇が巡った2日目8Rは、ピット離れがいい3号艇の江口を抑えてインを死守したものの、先マイが流れて痛恨の6着。「初日が直線寄りでターンがおぼつかなかったから、ペラはだいぶ叩いたんだけどね。1マークでターンにならなかったし直線にも影響があった。やり直しだね」。レース後はすぐにペラ調整室へ向かった。

 それでも56号機は脈ありのエンジンだ。前操者の野田部宏子、2節前の金子拓矢は上位のパワーだった。プロペラがバチッと合えば巻き返しは利く。

 【水田の買い目】3R。自在に突破。<2><3>=<1>、<2><3>=<4>。<2><1>=<4>。9R。大外から快ショット一撃。<6><1>、<6><3>、<6><2>流し。

 ◇水田 公裕(みずた・きみひろ)東京都出身の51歳。記者歴は専門紙時代を含めて約25年。捲りからのセット券が好み。今節はインが強過ぎて空振り連発。

スポーツニッポン

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