【巨人】 笹原操希が支配下契約「リーグ連覇に貢献したい」走攻守３拍子そろう４年目外野手 イースタンで打率３割７分５厘
2025年4月14日（月）13時55分 スポーツ報知
支配下登録が決まり指で背番号６９を表現する笹原操希（左）と吉村禎章・編成本部長
巨人は１４日、育成の笹原操希外野手と支配下選手契約を結んだことを発表した。背番号は「６９」。笹原は「とにかく１軍で成績残してリーグ連覇に貢献したいという気持ちです」と意気込んだ。
２１年育成ドラフト４位で入団した高卒４年目野手。今季はイースタン・リーグで１４試合出場、３２打数１２安打、打率３割７分５厘、チームトップの５盗塁と猛アピールして昇格を勝ち取った。走攻守３拍子そろった右の外野手で「長野２世」とも評価される有望株。広角に鋭い打球を打てるパンチ力が魅力で、俊足と強肩も武器にしている。目指す選手像は巨人の長野。「長野さんのような走攻守すべてで活躍できるような選手になるのが１番の目標です」と力を込めた。
昨年、２月のキャンプは３軍スタートだったが、シーズン途中に頭角を現し、７月に２軍に昇格。イースタン４８試合で打率２割８分８厘をマークしていた。同年オフのアジアウィンターリーグ（台湾）では参加したＮＰＢ選手でトップの打率３割４分と着実に階段を上ってきた。
巨人は現状、丸が右太もも裏の筋損傷で長期離脱。開幕から外野はヘルナンデス、若林らが奮闘するが、日替わりで固定できていない部分がある。外野の守備力も課題とされる中、強打で堅守の笹原が近く、１軍昇格の可能性も十分ありえる。大きなチャンスが訪れた。
◆笹原 操希（ささはら・みさき）２００４年２月９日、長野市生まれ。２１歳。小学３年から長野南リトルで野球を始める。上田西では３年春に甲子園出場。高校通算３３本塁打を放ち２１年育成ドラフト４位で巨人入団。１８０センチ、８６キロ。右投右打。
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