広島・森 開幕3戦3勝でリーグトップタイ!「勝ちは左右できない。野手の方々のおかげ。中継ぎの方々も」
2025年4月14日(月)5時45分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 広島5—3巨人(2025年4月13日 マツダ)
広島・森が6回5安打1失点で開幕3戦3勝を飾り、リーグトップタイに浮上した。
「勝ちは左右できない。野手の方々のおかげ。中継ぎの方々も、つないでくれてありがたい」。23年8月18日以来2年ぶりの巨人戦登板。1—0の4回こそ1死二、三塁から甲斐への初球で暴投を犯して同点に追いつかれたが、最少失点で耐えた。毎回のように走者を背負いながら、「次(の打者)を抑えようと切り替えてやっていた」と要所を締めた。
5回は1死一、二塁のピンチを抑えると小走りでベンチへ。直後の攻撃は自身が先頭打者で、代打も頭をよぎったため続投に向けてアピールした格好だ。新井監督は「彼は投げながら成長してもらわないといけない選手。4月の段階で5回で代えるという選択肢はない」と続投を決めていたというが、貪欲な姿勢も勝利につながった一因だろう。
期待に結果で応えた森。「(今後も)代えられるようなことがないように、一回一回、一人一人、一球一球、(大事に)投げたい」と気を引き締めた。 (長谷川 凡記)