【岐阜競輪 G1オールガールズクラシック】坂口楓華 地元地区の大舞台に闘志満々「何とか頑張りたい」
2025年4月24日(木)20時34分 スポーツニッポン
岐阜競輪のG1「第3回オールガールズクラシック」が、25日に開幕する。
凄みを増した坂口楓華(27=愛知)が地元地区のG1で昨年のリベンジを狙う。
ナショナルチーム組が不在だった昨年の久留米大会、ガールズコレクションを含む8連続Vで臨んだ坂口は、地元の児玉碧衣と並んでV候補の筆頭に推されていた。しかし、ティアラカップは3着。準決勝4着で決勝進出を逃すと、最終日は2着。Vどころか、未勝利で大会を終えた。
「タイトルを獲得してからのG1でプレッシャーに押しつぶされてしまった。動かされる側になってしまい、自分の良さを出せない一年でした」
グランプリ出場はかなったがパールカップ、競輪祭女子王座戦も決勝に進めず、G1で苦しい戦いが続いた。
「今年は見つめ直さないといけないと思って。チャレンジ精神は変わらないけど、責任感も生まれた。いままでは負けたレースを振り返ることがなかったが、負けからも学びたくて全部を見ています」
今年は8V。さらに29走して28勝と、負けたのはたったの1回だけだ。
「去年までとは明らかにメンタルが違う。全体を見られるようになった。今は無の状態。ただ、それだけではファンの方に失礼。中部地区でG1が開催されることに感謝して、中部代表じゃないけど、何とか頑張りたい」
ティアラカップ唯一の中部勢として、力を出し切って好発進を狙う。