日本新薬・遠藤慎也 Hondaの強力打線を相手に7回途中2失点と好投 最速151キロをマーク

2025年4月15日(火)17時14分 スポーツニッポン

 ◇JABA岡山大会・予選リーグ 日本新薬2—2Honda(2025年4月15日 マスカットスタジアム)

 日本新薬の最速152キロ右腕・遠藤慎也投手(23)がHonda戦で6回2/3を2失点。試合は2—2の引き分けに終わったが、昨秋の日本選手権準優勝チームを相手に好投した。

 「1、2回と点を取られましたが、その後はうまく立て直すことができました。主導権を渡すことなく粘れたと思います」

 直球を狙い打たれ2回までに4安打で2点を奪われたが、3回以降は捕手・笹原愛斗(22)と対策を講じ、配球を変えた。得意とするスライダーで翻弄(ほんろう)。遠藤自身も2段モーションにクイックもまじえ、打者のタイミングを外した。

 成長を感じさせたのは、2—2で迎えた5回だった。2死から連打を浴び、一、二塁。打席には5番・村田雄大を迎えた。

 「相手も勢いがありましたが、打たれるわけにはいかなかったですし、歩かせるつもりも全くなかった。絶対にこのバッターを抑えるという気持ちでした」

 フルカウントからの6球目。笹原の要求通り、真ん中外よりの低めにスプリットを投じた。結果は空振り三振。「低めに投げきることができました」とうなずいた。

 この日の最速は151キロをマーク。自己最速に1キロ及ばなかったが、4月中旬であることを思えば、ここまでの調整は順調だと言える。

 「勝ちきれなかったのは悔しいですが、次につながる試合でもあったと思う。チームとしての士気も上がっていますし、決勝トーナメントに向けてしっかり準備します」

 亜大から入社して今季が2年目。チームの勝利を最優先する中で、結果を積み重ねていけば、NPBへの道も開けてくる。「チームの勝ちに貢献できるピッチングをしたい。個人としては次のステージへ向かうためにも勝利は絶対条件ですし、もっとゼロで抑えられるようにしていきます」。屋台骨を支えるべく、奮闘を続けていく。

スポーツニッポン

「日本」をもっと詳しく

「日本」のニュース

「日本」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ