鹿島FWレオ・セアラが2・3月の月間MVP 鬼木監督は7度目の優秀監督賞
2025年4月15日(火)16時31分 スポーツニッポン
Jリーグは15日、2・3月度の月間MVPなどを発表した。J1月間MVPは鹿島FWレオ・セアラ、同優秀監督賞に鹿島の鬼木達監督が選出された。
今季C大阪から完全移籍したセアラは7試合で6得点。「アントラーズのユニホームを着て初めて決めたゴールは特に自分の記憶に残っていて、そこからゴールを取り続けるきっかけにもなりました。今のチームは成長過程にあり、まだまだこれから向上できると思っています」とコメントした。
今季からチームを率いる鬼木監督は、昨季まで川崎Fで通算7冠を獲得した手腕を新天地でも発揮。2〜3月に4連勝を記録するなど、開幕ダッシュに成功して一時は首位に立った。選考委員の元日本代表DF槙野智章氏は「良い意味で期待を裏切られた。選手のコンディションを見て、しっかりと良い選手を出すマネジメント力が評価できる。言葉で人を動かす力を持っている」、JFA技術委員会は「監督としての実力を思い知らされた」と総評した。7度目の受賞となった鬼木監督は「この賞はチームの成績があってのことで、自分というよりもチームが評価された結果だと思います。選手、スタッフ、そして、何よりファン・サポーターの皆さんに感謝したいです。この先、良い時も苦しい時もあると思いますが、選手、スタッフ、ファン・サポーターと一つになって戦い、魅力あるフットボールを追求していきます」とコメントした。
J2は7ゴールで得点ランク首位タイに立つ秋田FW小松蓮、J3はJFLから昇格した栃木シティでピカイチの存在感を放つW田中パウロ淳一が月間MVPを受賞した。