5回途中2失点のドジャース・ナック「攻める姿勢を持った」5失点の前回登板から修正に手応え
2025年4月16日(水)16時24分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ドジャース6—2ロッキーズ(2025年4月15日 ロサンゼルス)
ドジャースは15日(日本時間16日)、本拠でのロッキーズ戦に連勝。4カードぶりに勝ち越しを決めた。
この日は黒人初のメジャーリーガーの功績を称える「ジャッキー・ロビンソン・デー」で、試合前には大谷らもセレモニーに参加。全球団の選手が背番号42を着用し、プレーした。
試合は1点リードの3回にスミスの3ラン、テーラの適時打などで4点を奪ってリードを広げると、7回にはフリーマンにも適時打が飛び出し加点。投げては先発・ナックが5回途中2失点。後を継いだ救援陣が無失点でロッキーズに勝利した。
ドジャースは「ジャッキー・ロビンソン・デー」が04年にMLBの公式記念日となって以降、これで17勝4敗となった。
先発したナックは毎回のように走者を背負う投球となったが粘って4回1/3を2失点。試合後は「今日はとにかく攻める姿勢を持って臨もうと決めていました。もちろん、まだいくつか四球もありましたが、全体的には動きに一貫性があって、ボールの抜けも良かったですし、積極的にいけたと思います。だから、凄く良い感触でした。先週の試合でやろうとしたことを、今日はうまく形にできたと思います」と3回途中5失点の前回よりも良かったとうなずいた。
打者が3巡目に入ったところで交代となり「もちろん、チームが投げさせてくれる限り長いイニングを投げたいと思っています。でも、今日の内容についてはポジティブに捉えています。やっぱり、打順が3巡目に入るあたりでは、自分の力でしっかりその段階までたどり着けないといけない。そういう意味でも納得しています」とさらなるレベルアップが必要と課題も口にした。
この日は「ジャッキー・ロビンソン・デー」で全選手が背番号「42」を付けてプレー。「特別な日ですよね。そんな日に投げられたというのは、本当に光栄です。彼がどういう人物で、野球界にどれだけ大きな意味を持っているかを思うと、感慨深いですし、自分にとってもとても特別な一日になりました」としみじみと語った。