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背番号「42」で節目 ドジャース・大谷 MLB通算150盗塁 イチローに次ぐ日本選手2人目

2025年4月17日(木)0時30分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ ドジャース6—2ロッキーズ(2025年4月15日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)は15日(日本時間16日)、ロッキーズ戦の3回に今季5個目の盗塁を決めてメジャー通算150盗塁に到達し、無安打ながら2得点で2連勝に貢献した。509盗塁のイチローに次いで日本選手2人目。初の黒人選手として活躍したジャッキー・ロビンソンのデビュー日を記念する「ジャッキー・ロビンソン・デー」という特別な一日に、大きな節目に達した。

 なでるように左手を地面につき、右足から二塁に滑り込んだ。四球で出塁した3回1死。一塁走者の大谷は3番・フリーマンの2球目にスタートを切り、悠々セーフ。パイレーツ時代の21年にゴールドグラブ賞に輝いた相手捕手スターリングズから今季5盗塁目を決め、イチローに次いで日本選手2人目の通算150盗塁に到達した。

 現役時代に通算243盗塁のデーブ・ロバーツ監督は「理想を言えば、地面に左手をつけないでほしいが、彼はその点をちゃんと意識している。地面に強く押しつけるようなことはしていない」と評価。昨秋のワールドシリーズでの左肩脱臼の反省から、キャンプで左手を胸の前や、腰の後ろに回すなど新たな形を模索したが、かねて大谷は「盗塁はリードと帰塁が一番」と語っていた。左手を地面につくことで体を傾けて滑りやすい利点もあり、折衷案としてこの「ソフトタッチ」が今季の形となりそうだ。

 大リーグ初の黒人選手として人種差別の壁を打ち破ったロビンソンが、47年にドジャースでデビューした日を記念する「ジャッキー・ロビンソン・デー」を迎え、全球団の選手がロビンソンの背番号「42」でプレーした。通算197盗塁のロビンソンも盗塁王2度、首位打者1度の走攻守そろったオールラウンドプレーヤー。二刀流として、ド軍の大先輩からパイオニアの系譜を受け継ぐ大谷が、特別な一日に節目に達した意義も大きい。

 4打数無安打も、2得点で2連勝に貢献。2年ぶりに投手復帰を目指す今季は盗塁数の減少も懸念されていたが、過去4月終了時の最多盗塁数は、最終的に59盗塁まで伸ばした昨季などの5盗塁。2週間を残し早くも4月の自己最多に並んだ。

 16日(日本時間17日)には投手調整再開後6度目のブルペン投球を予定。打って、投げて、走る。勝利へいつだって全力を尽くす。(柳原 直之)

スポーツニッポン

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