大谷翔平 第4打席で左中間へ適時二塁打で“パパ初打点&初盗塁”も走塁ミス?勝ち越し逃す
2025年4月27日(日)12時16分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ドジャース—パイレーツ(2025年4月26日 ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手(30)が26日(日本時間27日)、本拠でのパイレーツ戦に「1番・DH」で先発出場。第4打席も左中間への適時二塁打を放ち、“パパ初打点”に加え、今季4度目の1試合3安打“猛打賞”をマークした。
3—4と勝ち越しを許した直後の7回1死一塁の第4打席、相手2番手左腕・ファーガソンに2ストライクと追い込まれたが、5球目の93・2マイル直球(約150キロ)を捉え、左中間を破る適時二塁打を放ち、一塁走者・パヘスが同点のホームを踏んだ。
さらに次打者・ベッツの打席で三盗にも成功。“パパ初盗塁”も記録した。盗塁は15日(同16日)のロッキーズ戦で成功して以来、出場6試合ぶりとなった。
ただ、ベッツが四球を選んで1死一、三塁と好機を広げたが、フリーマンの一ゴロで三塁走者の大谷は本塁へスタートを切らず。一塁手・トリオロがそのままベースを踏んで打者走者のフリーマンをアウトにした後、二塁に転送し、一塁走者・ベッツがタッチアウトとなった。仮にベッツがアウトになる前に大谷が本塁に生還していれば勝ち越しだったが、併殺プレーで攻撃終了となった。
初回の第1打席は相手先発・ケラーの2球目、スライダーを捉えると打球は右中間を真っ二つ。悠々と二塁ベースに到達した。次打者・ベッツの中直で三塁まで進むと、2死からT・ヘルナンデスの適時二塁打で生還した。
第2打席は2回1死二、三塁の好機で迎えたが、2ストライクからの3球目、ケラーの内角チェンジアップを見送ったもののストライク判定で見逃し三振に倒れた。
2—3と逆転を許した直後の5回1死の第3打席はケラーのチェンジアップを捉え、右翼線へ三塁打を放ちマルチ安打でチャンスメーク。2死からフリーマンの適時打で同点のホームを踏んだ。
前日のパイレーツ戦は剛腕スキーンズに抑え込まれるなど、4打数無安打。19日にインスタグラムで第1子となる長女誕生を報告後は試合前の時点で16打数2安打、打率・125と苦しんでいたが、3安打とようやく快音が続き“パパ初打点”もマークした。
大谷は真美子夫人の出産に立ち会うため18日に「父親リスト」に入り、19日にインスタグラムで第1子となる長女誕生を報告。産休で2試合欠場した影響で23日のブルペン入りは予定を遅らせたが、この日、10日ぶりに投球練習を再開し、28球を投げ込んだ。