亜大・山城 6回1/3零封で3連勝 巨人・水野スカウト部長「これからが楽しみ」
2025年4月17日(木)5時0分 スポーツニッポン
◇東都大学野球第2週 亜大4—0中大(2025年4月16日 神宮)
1回戦3試合が行われ、亜大は4—0で中大を下し、開幕3連勝と勢いに乗った。今秋ドラフト候補の左腕・山城京平投手(4年)が6回1/3を3安打無失点で勝利に導いた。
この春、亜大の「宮城2世」が評価急上昇中だ。先発した左腕・山城が6回1/3を3安打無失点。ネット裏のスカウトの計測では自己最速を3キロ更新する154キロをマークした直球を軸に6三振を奪い「後ろに投手がいっぱいいるので信じて思い切り腕を振って投げました」と振り返った。
6回に151キロを計測するなど疲れ知らずで高出力をキープ。視察した巨人・水野雄仁編成本部長代理スカウト担当兼スカウト部長は「素晴らしい投手。(変化球を含め)トータルで良い投手なのでこれからが楽しみ」とうなずいた。
興南(沖縄)時代は2学年先輩の宮城大弥(現オリックス)に憧れた1メートル74の左腕。「結果が出れば上を目指してもいい」と謙虚に夢の舞台を見据えた。 (柳内 遼平)