「きつかったけど...」佐藤駿、体調不良乗り越え93・68点マーク 構成落としてノーミス演技
2025年4月17日(木)19時51分 スポーツニッポン
◇フィギュアスケート世界国別対抗戦第1日(2025年4月17日 東京体育館)
男子SPが行われ、佐藤駿(エームサービス・明大)は93・68点をマークした。
体調不良を抱える中、冒頭は従来の4回転ルッツではなく4回転トーループを決め、続く連続ジャンプはルッツ—トーループの連続3回転を降りた。後半のトリプルアクセルを含めてノーミスで滑り終え、演技後は苦しそうに氷に手をついた。
「きつかったけど、最後まで皆さんの声援が後押しになって全力で滑ることができた。始まる前まで凄く緊張して心配だったけど、最後まで滑りきることができた」
前夜から頭痛などを発症し、この日になってから最大で38・4度の発熱があった。体調を考慮して午前の公式練習は回避。厳しいコンディションの中でも、できる限りの演技を披露した。