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電撃降格も「自信は変わってない」 角田裕毅との交代を余儀なくされたローソンが心境吐露「あの車でラップをまとめるのは難しい」

2025年4月18日(金)17時0分 ココカラネクスト

バーレーンGPで険しい表情を浮かべるローソン。(C)Getty Images

 失意の降格にも折れずに、再起の機会を模索している。去る3月27日に常勝軍団レッドブルから姉妹チームのレーシングブルズへの降格が決まったリアム・ローソンだ。

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 セルジオ・ペレスの後任として、今季からレッドブルの一員となったローソン。絶対王者にして、エースのマックス・フェルスタッペンを支えるセカンドドライバーとして招かれた23歳だが、独自使用となっているマシン『RB21』への適応に大苦戦……。「もっと時間が欲しかった」という本人の思いとは裏腹に、開幕2戦で見限られてしまった。

 レッドブル首脳陣はシビアだった。シニアアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士が「彼はまるでボロボロのボクサーのようになった。そこから抜け出すのは非常に難しい。ローソンを起用したのは間違いだった」と断言。若武者に異例の見切りをつけた背景を語っていた。

 とにもかくにもレーシングブルズでの“出直し”が決まったローソン。降格後の2戦でもポイント獲得に至っておらず、声価を高められていない。しかし、当人の自信は意外にも揺らいではいない。母国紙『New Zealand Herald』など複数メディアの取材に応じた23歳は、「正直に言って、自信という面では今年最初からほとんど何も変わっていない」と明言。現在の胸中を打ち明けている。

「レッドブルで過ごしたあの2戦を振り返った時に、『僕は、あのマシンで本当に苦しんだ。力を失った』なんて風に思うほどのことはない。実際に原因はそうじゃなかったんだ。あの2戦は多くの要素からとても散らかった週末になってしまったけど、自信の面では全然変わっていないと思う」

 では、レーシングブルズ復帰後の不振の原因は何か。ローソンは「正直に言うと、タイヤや(マシンの)セッティングに関しては少しトリッキーな年だったと感じている」と持論を展開している。

「基本的にあの車(RB21)でラップをまとめるのは、車の反応の仕方を考えると、少し難しいものがあった。当然、異なる車だから、運転の仕方も異なり、若干違う運転テクニックも必要になる」

 レーシングブルズに降格してからもマシンに馴染むための時間を求められた。ローソンは「日本ではかなり寒かったけれど、バーレーンはとても暑かった。タイヤを完璧な形で準備しようとすると、全く異なる作業が必要で、それはシミュレータでは本当に再現することはできないんだ」と漏らす。

 それでも「毎日運転するごとにどんどん快適になってきている」と明かすローソン。来る18日に行われるサウジアラビアGPは、1周の平均速度が時速250kmほどという高速市街地コースが舞台となる。その中で苦心の続く若武者が本領を発揮し、ポイントを獲得できるかは興味深いところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

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