那須川天心、克服したい「トラウマ」明かす
2025年4月18日(金)12時54分 スポーツ報知
会見で意気込みを語った那須川天心(カメラ・佐々木 清勝)
プロボクシングのWBC世界バンタム級1位、WBA&WBO同級2位、IBF同級4位の那須川天心(26)=帝拳=が18日、次戦のテーマの1つに“スキンヘッド恐怖症”克服を挙げた。この日、6月8日に東京・有明コロシアムでバンタム級10回戦WBA6位ビクトル・サンティリャン(29)=ドミニカ=戦が発表された。
世界前哨戦となる一戦は、初めてサウスポーと拳を交える。天心は「僕の中では、世界に挑戦するまではいろんな経験をするのが大事だと思っている」と話し、現在バンタム級世界王者は3人がサウスポー、WBA王者・堤聖也(角海老宝石)はスイッチヒッターで左構えと、世界挑戦を考え必要な経験となる。
さらにもう1つがスキンヘッドの選手との対戦。キックボクシング時代の2018年、大みそかにエキシビションでメイウェザーに1回TKO負けを喫した。その記憶を念頭に置き「僕、スキンヘッドの選手にちょっと1回、やられてるところがあるので、ちょっとスキンヘッド恐怖症なんですけど。そこのトラウマもしっかりと克服したいなと」と意気込んだ。
戦績は天心が6戦全勝(2KO)、サンティリャンが15戦14勝(5KO)1敗。